2007年10月21日

「人種差別」は差別か区別か。

DNAの二重らせん構造を発見したとしてノーベル賞を受賞した
権威ある科学者が人種差別的発言をしたとして
物議を醸してますよ、というニュース。

その内容は
「アフリカの先行きは暗い」と述べ、その理由を「すべての社会政策は、われわれの知性が等しいとの事実を基礎としている。しかし、さまざまな研究結果はそれを必ずしも肯定していない」
というもの。

ちょっと回りくどいですね。。
簡単に言うとアフリカは黒人の大陸であり先行きは暗い、
なぜなら黒人は知性が劣ってるからだ、
という内容で人種差別的だ!と問題になったということ。


これは非常に微妙な問題だと思う。

人種間の平均的な違いを「ある指標」で評価した時、
違いがあるのは当然です。

例えば「ある指標」が肌の白さ/黒さだとしたら?
白人は白く、黒人は黒い。
これには誰も異論を唱える人はいないでしょう。

例えば「ある指標」が筋力の強さだとしたら?
なんとなく黒人は力が強いイメージがあります。

例えば「ある指標」が背の高さだとしたら?
日本人を含むモンゴル系の人達は白人/黒人に比べて劣る。
これまた大勢の同意を得られると思う。


で、今回の問題はこの「ある指標」が知性だと言ったら
人種差別問題だという話になってるわけです。

肌の色や筋力や背の高さの違いで分かるように、
知性だけが全ての人種で同じレベルだという前提は無理があります。
だから博士の言い分はある程度は理解できる。

でも私は以下のように思います。

全ての生物には個体差がありヒトであっても例外ではない。
だから個々のヒトを比べると「ある指標」で平均的な傾向と
逆転する個体は少なからず存在する。

白人より優れた知性を持つ黒人も当然いるだろうし、
個体差が人種間の平均的な差よりも大きければ
それは人種間の有意な差と見なすべきではないと思う。




posted by くおん at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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